界面活性剤は種類が多く、皮膚に対する影響もさまざまです。特に危険なのはどういうタイプのものなのか、界面活性剤の評価による差別化も大切でしょう。消費者がまぎらわしい説明で混乱しないように、僕は次のようにまとめてみました。(1)合成界面活性剤も天然の界面活性剤もまとめて界面活性剤と呼ぶ。どちらも皮脂や角質層の脂質を流失させるのは同じだから。違うのは天然のものは自然に代謝され消えていく点。(2)石けんは、石けんと呼ぶ。こうしてすべての界面活性剤を2種類に分けることにしました。合成洗剤と石けんの洗剤は、「洗剤」「石けん洗剤」と区別し、合成シャンプーと石けんシャンプーも「シャンプー」「石けんシャンプー」と区別します。すでにこのように区別している方もいらっしゃいます。石けんという界面活性剤が安全なのは、洗顔や洗髪の後、石けんは皮膚の酸分によって洗浄力を失い無毒化するからです。皮膚が老化して酸分が低下しても、酸性化粧水や酸性リンスなどで皮膚に残った石けん分を無毒化することができます。しかし、界面活性剤は無毒化することができません。しかも皮膚の表面だけでなく、皮内に浸透して角質細胞間脂質などを流失し続け、皮膚を乾燥肌へと導いていくのです。付言しますと、石けんも皮脂を洗い流すのですから、まったく安全というわけではありません。各人の皮膚に適した濃度で使用するのが正しく、化粧品にかぶれたときや石けんでさえ痛いというときは使用してはいけません。
[参考サイト]
POLAのアンチエイジング
http://www.pola.co.jp/company/AAA/index.html
エイジングケアと化粧品のPOLA
http://www.pola.co.jp/