結婚相手を探すための相談室を訪れると、たいていの場合ご調査カードのようなものを渡される。そこには、趣味の欄があって書き込むようになっている。できるなら自分と趣味の合う相手と結婚したいというのが、多くの人たちの気持ちなのだろう。もちろん結婚しないまでも、異性と付き合うなら、相手と自分の趣味が一致するほうが楽しいに決まっている。たしかに、同じくマリンスポーツが趣味であれば、デートの場所を決めるのも簡単だろう。海やプールに行けばいい。恋人になるには趣味が合わない場合よりも、趣味が一致しているほうが話しが合うし、親しくなりやすい。それはそうなのだが、では、二人の趣味がまるで違っていれば、結婚生活は悲惨になるかというと、そうでもないのだ。私は幼い頃から飛行機が大好きだった。私から飛行機を取り去れば後に残るのは私のヌケガラだけだろう。飛行機を見るのも好きだし、乗るのも大好きだ。タグ(荷札)や、機内食のメニューにも興味はつきないし、無免許操縦もしている(ここだけのハナシだ)し、ジャンボやその他の大型機も「操縦」している。ただし、それはシミュレーターだが。